MENU
つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。
ブログランキング系
ブログランキング・にほんブログ村へ
電気・電気工事ランキング
PVアクセスランキング にほんブログ村

2CT方式での漏れ電流測定ですが

最近契約していただいた

お客様から、

「漏電ブレーカーが落ちたので

分岐全部切って

主幹入れて一つずつ入れて

引っかかったのが天井照明で、

前から点き方が

おかしいところがあったので

蛍光管抜いたらブレーカー入った」

と電話がきました。

なかなかやり手なお客様だと

感心しました。

原因場所を確認しに

行ってきました。

念のためパソコンを切って

全体の停電許可をいただき

現状の漏れ電流と絶縁抵抗が

問題ないことを確認しました。

その後蛍光管を戻して

ブレーカーを入れてみたら

即落ちでした。

照明器具が完全にダメなことを

お客様に説明し、

1台だけ交換するか

他も古いので一斉にLED化したりも

出来たらいいのではと

提案してみました。

今回の測定で

集合アース型の分電盤だったので

こんな日のために購入してあった

マルチ計測機

M-2002 2CT方式

ミニクランプリーカー

を始めて使用してみました。

ライン側とニュートラル側にCTをつけて

測定するも1A超えの数値しか出ません。

これが本当ならとっくに主幹ELBは

切れてます。

クランプの向きやスイッチを

変えてみてもいい結果が出ません。

結局配線を引っ張り出して

普通のリーククランプと

同じところにかまして

測定値を比較したら、

4.3mAと1Aと大幅に誤差があります。

私の使い方の問題なのか

環境の問題なのかわかりませんが、

もう2CT方式は信用できません。

高かったのに悔しいです。 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

アップロードファイルの最大サイズ: 20 MB。 画像, 文書, スプレッドシート, テキスト をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ

目次