最近契約していただいた
お客様から、
「漏電ブレーカーが落ちたので
分岐全部切って
主幹入れて一つずつ入れて
引っかかったのが天井照明で、
前から点き方が
おかしいところがあったので
蛍光管抜いたらブレーカー入った」
と電話がきました。
なかなかやり手なお客様だと
感心しました。

原因場所を確認しに
行ってきました。
念のためパソコンを切って
全体の停電許可をいただき
現状の漏れ電流と絶縁抵抗が
問題ないことを確認しました。
その後蛍光管を戻して
ブレーカーを入れてみたら
即落ちでした。
照明器具が完全にダメなことを
お客様に説明し、
1台だけ交換するか
他も古いので一斉にLED化したりも
出来たらいいのではと
提案してみました。
今回の測定で
集合アース型の分電盤だったので
こんな日のために購入してあった
マルチ計測機
M-2002 2CT方式
ミニクランプリーカー
を始めて使用してみました。

ライン側とニュートラル側にCTをつけて
測定するも1A超えの数値しか出ません。
これが本当ならとっくに主幹ELBは
切れてます。
クランプの向きやスイッチを
変えてみてもいい結果が出ません。

結局配線を引っ張り出して
普通のリーククランプと
同じところにかまして
測定値を比較したら、
4.3mAと1Aと大幅に誤差があります。
私の使い方の問題なのか
環境の問題なのかわかりませんが、
もう2CT方式は信用できません。
高かったのに悔しいです。
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