先月受け入れ検査を実施したお客様にて
低圧主幹で絶縁抵抗値が0.01未満の電灯回路があったのですが、
年季が入った設備で漏電遮断器なしで危ないし、
工事店から変電設備更新の前に
しっかりつぶしておきたいとの話もあったので、
会社の就業時間終了後に一部停電の了解をいただき
絶縁不良探査を実施。
絶縁不良の分電盤を発見、分岐で0.01MΩ未満の回路と
0.05MΩの2回路があった。
0.05MΩ回路は”コンセント”と名称がなっていたが、
該当回路を探すも見つからず。
ブレーカー入り切りしても漏れ電流はないし
電源が入らないコンセント回路があったので、
現在未使用で途中で切り離したが絶縁処理が
甘い回路なのではと思い開放状態にしておき、
操業状態で支障がないかを確認して
いただくことにしてひとまずクリア。
(いまのところ支障の連絡なし)
0.01MΩ未満(2A漏れる)の回路は”蛍光灯”となっており、
4列ぐらいある中の1列8台のどれかまでは絞り込めた。
あとは、不良照明器具を1台づつ外して悪いものを
見つけるだけだがここからが長かった。
照明器具は新旧混在してたため、明らかに古く色が
悪そうなものからつぶすことにしたが、一向に当たらず、
8台目(一番新しめ)をばらしてようやく発見。
作業時間17:30~21:00過ぎまでかかり自分の運のなさに
がっかりして帰りました。
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