今年は電流計切替器
動作不良の現場を根絶すべく
不具合のある現場では年次点検の際に
注油を試行錯誤してます。
2017/03/25
2017/06/09
2017/06/21
今回はすんなり回復しなかったので
いつもより深くバラして
みました。
1.切替器裏側。
左右のねじを外します。
2.ネジを外して裏ぶたを外す。
盤の表から見て左の”切”まで回しておくと
真ん中の白い軸はこの位置になります。
以前はこの状態で軸を抜いて
注油をやりましたが、
ここまでだと回復させられないものも
あったので、さらにばらします。
3.上下をもってひっぱる。
4.接点部が抜けて、カリカリの機構部だけ
残る。
5.右上と左下をつまんで表面カバーを外すと、
カリカリの機構が見えます。
6.鉄のギザギザは外す必要ないと思うのですが、
蓋を外した時に落ちる場合がありますので、
外れたら、印を上にして真ん中に戻します。
あとはカリカリの部分に注油して戻しつつ
接点部にも注油すれば
まず間違いなく動きが良くなることを
確認できました。
このブログを参考に
やってみようと思うかたは、
すべて自己責任でお願いします。
コツは、
・かならず決めた位置で
部品の向きを記録(写真)しておくこと。
・注油前は動かせないものもあるので
無理に回さないこと。。
・かならずプラスチックを犯さない
スプレーを準備すること。
それよりも、お客様と交渉して
交換がベストですよね。
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