昨晩、お客様から
「各部屋のエアコンが使えない」
と連絡があり、電話にて分電盤の位置を説明し、
漏電遮断器が動作で中間位置で止まっていることを
確認してもらった。
「ガチャッというまで下に下げてから上にあげてください。」
とリセット方法を説明し入れてもらったが切れてしまった。
次に、不良回路の探し方を説明。
(盤内は縦に配置されている)
「切れた頭のブレーカー以外のぶら下がっている
ブレーカーを全部切ってから、頭のブレーカーを入れる。
それから、先に切ったブレーカーを1つずつ入れていく。
悪いところにぶつかればまた頭が切れるので、
そしたら切れたときに入れたブレーカーを除いて
全部いれてください」
口頭ではなかなか説明がむずかしい・・・
しかし、今度はすべてのブレーカーが入ってしまい
漏電が消えてしまったようです。
後日現地へ行って調査したところ、
分電盤で漏れ電流や絶縁抵抗は問題なし。
6日や10日に報道でもあったつくばの竜巻、
雷、ひょうなどで雨漏りがあったらしい。
原因はそれかなと思いつつ、
念のためエアコンの室外機にも
雨が吹き込んでいないかを確認に行って、
1台本体カバーを外したら、
ぎっしりと鳥の巣がつまっています!
そして
スズメのヒナが1台に4羽も入っていました。
きっと配管の隙間から入ってくるだと思う。
これはやばいと思い、すべてあけたら
18台中10台鳥の巣がありました。
想像ですが、嵐で吹き込んだ時に巣が濡れて
端子に触れ漏電があって漏電遮断器が動作、
温まっていた室外機で
はやく乾いて漏電が消えたのではないかと。
開けたからには取れるだけ巣を引っ張り出しました。
(合計6羽のスズメのヒナ、ごめんなさい)
配管の隙間をパテ埋めする必要があることを
お客様に説明しました。
ほんとの原因は特定できなかったが
エアコンの点検ポイントをひとつ学ばせて
いただきました。
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