昨晩、お客様から
「各部屋のエアコンが使えない」
と連絡があり、電話にて分電盤の位置を説明し、
漏電遮断器が動作で中間位置で止まっていることを
確認してもらった。
「ガチャッというまで下に下げてから上にあげてください。」
とリセット方法を説明し入れてもらったが切れてしまった。
次に、不良回路の探し方を説明。
(盤内は縦に配置されている)
「切れた頭のブレーカー以外のぶら下がっている
ブレーカーを全部切ってから、頭のブレーカーを入れる。
それから、先に切ったブレーカーを1つずつ入れていく。
悪いところにぶつかればまた頭が切れるので、
そしたら切れたときに入れたブレーカーを除いて
全部いれてください」
口頭ではなかなか説明がむずかしい・・・
しかし、今度はすべてのブレーカーが入ってしまい
漏電が消えてしまったようです。
後日現地へ行って調査したところ、
分電盤で漏れ電流や絶縁抵抗は問題なし。
6日や10日に報道でもあったつくばの竜巻、
雷、ひょうなどで雨漏りがあったらしい。
原因はそれかなと思いつつ、
念のためエアコンの室外機にも
雨が吹き込んでいないかを確認に行って、
1台本体カバーを外したら、
![20160926040121.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/07/20160926040121.jpg)
ぎっしりと鳥の巣がつまっています!
そして
![20160926040122.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/07/20160926040122.jpg)
スズメのヒナが1台に4羽も入っていました。
![20160926040123.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/07/20160926040123.jpg)
きっと配管の隙間から入ってくるだと思う。
これはやばいと思い、すべてあけたら
18台中10台鳥の巣がありました。
想像ですが、嵐で吹き込んだ時に巣が濡れて
端子に触れ漏電があって漏電遮断器が動作、
温まっていた室外機で
はやく乾いて漏電が消えたのではないかと。
開けたからには取れるだけ巣を引っ張り出しました。
(合計6羽のスズメのヒナ、ごめんなさい)
配管の隙間をパテ埋めする必要があることを
お客様に説明しました。
ほんとの原因は特定できなかったが
エアコンの点検ポイントをひとつ学ばせて
いただきました。
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