下記画像は
とある2か所の太陽光発電所のパワコンで
同日日中晴天の日の表示です。
A発電所とB発電所は
割かし近い位置にある
同設置者の物件なんですが、
日射計の表示に
差がありすぎだと思いませんか?
晴天なのに0.11kW/㎡っていう
Aのほうがおかしいというのは
前々からわかっていたんですが、
計装にたずさわったことのないので
気軽にいじる自信が
ありませんでした。
でもどうしてもすっきりしないので
意を決して今回時間をとって
自分なりに戦ってみました。
パワコン側や計測箱からの4-20mA出力や
日射計本体からの電圧出力は
テスターで測ってみてそれなりに
出ているようなので途中での
トラブルは見当たらず。
あとはトランスデューサの設定かなと
現地据え置きの取説見ながら
設定を確認。
(一体どういう設定が正しいのか
取説だけでは全然わからないので
とりあえず現状設定をすべて記録、
失敗してももとに戻せるように・・・)
そして頼れるのはグーグル先生。
まずは現地にある以外の
オムロンE5CNの取説で
設定値について探したが記載なし。
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/e5_n_basic_operation_tg_j_2_1.pdf?id=165
もっと検索したら
日東のいい資料を見つけました。
盤メーカーは親切です。
(現場盤はk社製でしたが・・・)
https://ntec.nito.co.jp/news/pdf/0000004021.pdf
数字的におかしいのは
スケーリング上限値、
目標値リミット上限値、
伝送出力上限値でした。
現地日射計の取説にある
仕様を計算して
数字を入れなおしてみました。
午後はちょっと曇ってしまったのですが、
それなりの数字が出るようになりました。
これで今後の点検は
すっきりします。
コメント