毎年、年次点検のみを試験業務として
いただいているお客様にて。
この現場では、非常用で高圧の発電機がはいっていて、
(通常)
商用停電
↓
受電VCB開放
↓
自動切替器発電側に切替
↓
発電機起動
↓
発電機側遮断器自動投入
上記手順にて非常用電源に切り替わるようになっており、
この日のシーケンス試験では
発電機起動までで発電機側VCBが何度やっても
入っていかない。
調査の結果、VCBの内部機構の固着による
投入不能でした。
固着箇所に注油をおこない本体手動では
入切できるようになったが、
自動投入はできなかったので、
固着が原因で自動投入用のモーターがすでに
焼きついていると思われる。
製造から27年経過で推奨交換時期はかなり過ぎている。
重要設備なので早めの更新が望ましい。
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