今月の土日は
請負の年次点検ばかり
やっています。
日曜日に点検したお客様ですが、
80年代の設備で
所内GRが設置されているのですが
地中引込キャビネット内の
モールドディスコンがUGSに
変更されており
実質所内GRは保護協調的に
必要なくなっています。
そのため整定値は
上限の0.6Aに
なっていましたが、
それなら電源外すなり
トリップ外しとくなり
しとけば・・・
なんて思いながら
点検を進めました。
そしてキュービクル内清掃点検中に
見つけました。
所内GRのZCT下部が開いてて
指でつまんでみると
開いたり閉じたりします。
そして接着剤なのか
樹脂の溶けたものなのが
変な液が染み出していました。
GRも古いしZCTもこんなんで
不必要動作で停電でもしたら
嫌ですよねとお客様に説明し、
GRのP1,P2を外して
GRが動かないようロックさせて
もらいました。
ZCTの電線貫通部も白っぽく
なってて怪しく
地絡や短絡でもしたらと思い
指摘事項として報告、
貫通部を通っている電線はKIPで
東電計器用変成器
(VCT、前はMOFと呼んでいた)
を外せば抜けるので、
ZCTを撤去して
クリート支持物で
離隔をとって再固定するよう
提案させていただきました。
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