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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

富士電機製逆電力継電器の試験と誤配線?

年次点検お手伝いにて。

自家消費型太陽光発電設備があり

屋上キュービクルだったので、

自分が楽をするために

51,67,27,64,67Pが1台で済む

RX47022を持参して

試験をおこないました。

富士電機 系統連系用地絡過電圧・逆電力継電器

QHA-VR1

(泰和 TRG-DV30のOEM)の試験で、

リレー端子台に接続されている電圧、電流の

相と向きを目視で確認して

それ通りに入力しての動作は良好でしたが、

受託者

月次点検に来ると
いつもRPRの表示が出てて
大丈夫なのか心配。

と言われたので

取説と配線を見比べてみました。

富士電機 QHA-VR1 取説抜粋

取説には

電流T相(C相)検出で

電流C2→C1へ入力の場合

V1,V2に電圧S-T相を接続となっていますが、

現場の配線は

V1V2へ電圧T-R相が

接続されていました。

その場じゃよく考えがまとまらなかったので

後日、位相特性図を

お絵描きしてじっくり考えてみました。

富士電機 QHA-VR1 取説抜粋

電圧相が違うと120°位相がずれることになるので

考えが間違っていなければ

電圧Vtsに対する電流Itの

実質最高感度角は

進み210°ではなく

進み90°になってしまい

赤矢印で書いた負荷側の電流が

動作範囲にかかってしまいます。

もうちょっと説明をまとめてから

受託者に伝えるつもりです。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • リレー入力は線間電圧Vに対して線電流Iは30度進み接続となっている。逆電力動作時は-Iなので最高感度角が-210度。
    現場の接続は、線間電圧T-R相の線間電圧のベクトル基準とするとT相のIは-I接続なので位相差は150度進み。なので通常時位相は動作範囲(不動作限界位相角とぴったり)となりますね。

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