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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

三菱電機マルチリレーMP23 ワイドレンジCTのCT二次電流値

特高受電設備での

試験バイトにて。

フィーダー盤には

三菱電機 マルチリレーMP23が

たくさんありました。

設置されているMP23の中の一例ですが、

電流の整定で

WR(ワイドレンジ)600A

CT(一次電流定格)200A

過電流要素の整定値80%が

設定されていました。

これまで

同じ形のMP11Aという機種と

何が違うのだろうと

疑問でしたが、

ワイドレンジCT対応なのが

MP23の特徴の一つなんだと

今回気づきました。

では

ワイドレンジCTとは?

三菱マルチリレーMP23取説P.32抜粋

負荷の変更があってもCTを取り換えず

リレーの設定だけで幅広い範囲での運用が

可能になる代物です。

富士電機の

Auto.Vシリーズ|富士電機機器制御株式会社

などと同じような考えかなと思います。

ここの場合

600A/5AのCTで

一次定格200Aとして使用しています。

三菱マルチリレーMP23取説AR-2抜粋

計算式は

二次定格電流=5A×(CT一次定格/ワイドレンジCT)

よって

200A÷600A×5A

=実用CT2次定格1.666…A

×過電流要素80%で

1.33Aが

過電流タップ整定値となります。

1.33×300%=3.99A

電圧2相電流2相保護リレー試験器 RX47022 – エヌエフ回路設計ブロック

整定値入力後に故障I選択、

*3入力で3.99Aが

頭で計算せずに出るので

NF様様で流れよく試験ができました。

150/600×5×OC100%=1.25A

100/600×5×OC80%=0.666A

なんてところも混在しており

300%,500%,1000%の計算を

電卓なしで自分の頭では

じゃ計算できません。

自分の工具入れには

余計なボタンが少なく

ボタンが大きく押しやすい電卓を

入れてます。

スマホ等の通信機器を

むやみに出せない現場も

まれにありますので。

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