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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。
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PASの連動試験不良

とあるお客様の年次点検(応援)にて。

年次点検のため、PASをテストボタン(DGR)で
開放しようとしたところ、
SOG制御装置に動作表示はでたものの、開閉器側は
連動せず。
あわててテストボタン(SO)を押したところ、
開閉器開放できた。

「ん???」
変だなと思いつつとりあえずSOG制御装置の
保護継電器試験を実施。
動作確認の接点は警報接点を使い、
すべての項目が良好。

つぎに故障診断。
メーカーはN社で取説が必要だったのですが、
iPadにいれてある各継電器に関する資料のなかに
あったので参考にしながら実施。

(状態)
・SOG制御装置の電源ランプは点灯。
・制御箱の自己診断表示は消灯状態。(異常なし)
・製造年は2007年(まだ5年弱しか経ってはいない)

(開閉器)
・Va,Vb,Vc制御箱からはずして対地間の
 絶縁抵抗測定 各100MΩ以上で良。

・Va,Vc間の抵抗値 33.6Ωを確認。
 (メーカーではトリップコイルの抵抗値は30Ωと
 なっているのでこちらも良)

(SOG制御装置)
・配線取り外して制御電源投入時のVa,Vcの電圧DC60V。

・テストボタンDGR連続動作時、Va,Vc間はDC0V。
 テストボタンSO連続動作時、DC-60V。
 (通常、常時 約DC28V、トリップ動作時 約DC140Vと
 なっているので不良)

・試験電流、試験電圧を印加にて動作させても結果は同じ。

この日は設備の施工業者もいたので、そちらから
PASメーカーに問い合わせしていただくことになったが、
たった5年程度で普通は壊れない。
昨年、このお客様がある地域は雷がドカドカ落ちたことが
あるので、きっと誘導雷が制御装置に入り込んだのでは
ないかと個人的には思う。

よくよく考えてみると、常時 約DC28Vのところ、
常時DC60Vというほうが怖い!
改修前に不必要動作がおきないことを願います。

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