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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

リアクトル、製造者による違い

先輩の耐圧試験

お手伝いに行ってきました。

引込ケーブルCVT60sq130m,

キュービクル475kVAで

耐圧前静電容量を測定すると

ケーブル87nF、キュービクル16nF

計算上充電電流が

ケーブル283mA、キュービクル52mA

一括で335mAとでました。

試験機材は私の車載標準装備

試験器 双興 OCR-25CVG

耐トラ 双興 T-13K15

リアクトル 双興 L-13K10

を使用したとして250mAまで。

先輩が2キロリアクトルを

用意していたので、

350mAまでなら

1.5キロ耐トラと2キロリアクトルの

組み合わせで足りると踏んで、

ケーブルとキュービクル一括で

耐圧を開始しました。

ところが、思ったより電圧昇圧に対して

充電電流の上りが早く、計算間違えたかなと

一時中断。

よ~く考えてみたら、

あ・・・やっちまった・・・

とあわてて私のリアクトル1kを追加して

試験再開。

充電電流77mA、リアクトル電流270mAで

耐圧は無事かかりました。

私の失敗は、双興製とムサシ製の

表現違いを忘れていたことです。

昔の会社員時代の名残で

1キロ2キロと呼んでましたが、

ムサシのラインナップは

DR-1115MS 128mA(1.5kvar)

DR-1220MH 165mA(2.3kvar)

双興では

L-13K10 100mA

L-13K20 200mA

と表現に違いがあります。

ムサシの2キロ=200mAと

思い込んでしまい

充電電流が足らなかったのです。

次回から双興のものは

100mA,200mAと呼ぶようにし

使用機材のメーカーに

注意したいと思います。

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