MENU
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

契約外需要家様からの漏電調査依頼

お客様

複数台の
エアコン更新工事があってから
漏電警報が出て、
工事した業者に
見直ししてもらって
しばらくは
治まっていました。

しかしまた
警報が出るようになったので
現在契約している
電気保安法人の人に
見に来てもらったのですが
原因を特定できず
警報だけ切って帰りました。
このままじゃ心配なんで
鈴木さんとの
契約はないんですが
見てもらえませんか?

私が契約している施設の

以前の責任者だった人が

別の電気保安法人と契約している施設にいて、

上記の連絡を受け

単発の仕事として対応することになりました。

管理責任は

契約先の電気保安法人にあるので

自分

別の業者に
調査してもらうため
キュービクルを開けると
連絡しておいてください。

と、前もって言っておくよう

お願いしました。

まずは

漏電でキュービクル充電してたら

痛い目見るので

まず触る前に検電。

漏電火災警報器が800mA設定で

さらにLGR電源ブレーカー切に

してありました。

間欠漏電でなければ

探査しやすいと思います。

上から動力 33mA 異常なし

電灯No,1 120mA けっこう出てる(他からのあおりでした)

電灯No.2 2mA

かと思ったら2A(2000mA)出てました。

毎回そうですが

オートレンジクランプは単位に注意しないと

見逃しそうになります。

漏洩電流2A流れている

幹線を確認。

どこの場所のエアコン回路が

漏電しているかを絞り込み

絶縁抵抗0.02MΩ不良であることを確認。

ここのエアコンは単相100V仕様で

室内機にコンセントで給電され、

3心のVVFで室内機から室外機まで

配線されています。

エアコン室外機側に誤配線がないか

開けてみましたが

色通りなので間違いないでしょう。

あとは室内機側があやしい。

配線箇所を見たいのですが

カバーの

開け方が分からず苦戦。

仕方がないので

ネット検索で取説を探しました。

取説抜粋

こんな時に限って

スマホの電波状況が悪く

表示が遅くてじれったい思いをしました。

正面カバーを開け

ネジを外して

配線カバーを

引っ張り出しました。

黒線のうえに緑線が重なり

被覆を押し潰した跡があります。

緑線を動かしたら

黒線の被覆まで破けているのが確認できました。

Fケーブルを重ねたまま

配線カバーを

無理やり閉めたことで被覆が破れ

ライン側とアースが短絡していた模様。

配線が重ならないよう整理し

傷ついたところはテープを挟んで

適当補修。

キュービクル側で

電灯No.2は3mAと下がり

復旧を確認。

漏電火災警報器も元の設定に戻して

完了です。

簡単に

片付いたように見えるかもしれませんが、

エアコン室外機、室内機、キュービクルを

何度も移動して確認したり、

調べるまでエアコンの開け方

わからず苦戦したり

なんだかんだで2時間近くかかりました。

最終的に

お客様

契約先の変更考えたいので
見積もりを・・・

なんて話になりました。

応援お願いします

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次