本日とあるお客様の電気設備年次点検を実施。
昨年LBSの絶縁がかなり悪かったので
今年は重点的に絶縁回復に努めました。
(LBS)
メーカー 三菱
型式 SCT形
年式 1990年製
(写真は絶縁保護剤噴霧後なので
つやがありますが、はじめは素材のつやが消えていました]

交換推奨時期15~20年を超えてくると
メーカーに係わらずかなり劣化してくるものです。
ですので最初に書いておきます。
かなり復活はしましたが、
これだけ年数がたった物なので
一時凌ぎに過ぎません。
そして絶縁は温度湿度にかなり影響されますので
いつか全停電事故を起こす可能性があります。
処置による絶縁抵抗の変化
(5000Vメガーで測定、引込ケーブルおよび所内機器接続のまま)
(点検前)
LBS電源側 5MΩ
LBS負荷側 10MΩ
(アルコール水溶液にて清掃後)
LBS電源側 300MΩ
LBS負荷側 1000MΩ
(ドライヤーにて乾燥後)
LBS電源側 500MΩ
LBS負荷側 3000MΩ
(絶縁保護剤ダイプラス噴霧+ドライヤーにて乾燥後)
LBS電源側 1400MΩ
LBS負荷側 5000MΩ
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