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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
掲載しています。

猛暑による過熱トラブル

猛暑日となった

2025/07/08の13:57

一番暑い時間帯に

お客様から

電話連絡がありました。

お客様

ブザーが鳴って
“キュービクル故障”という表示が
出ているんですが
大丈夫ですか?

当方の設置している

絶縁監視装置からの警報はないので

漏電ではないと思うが

何だろう?と訪問してきました。

事務所内警報盤の表示 継続中

キュービクルを確認しに行くと、

低圧LCユニット

(低圧リアクトル内蔵コンデンサ)の

異常ランプとブザー鳴動、

ブレーカーがトリップしていました。

この現場は

コンデンサが低圧側に入っています。

SR温度異常の端子があります。

警報がでた連絡を受けてから

1時間以上経ってからの訪問で

ブレーカーが切れていたにもかかわらず

本体スリット内の温度は70℃ありました。

切れる前は何℃になっていたのやら。

警報リセットして

ブレーカー投入できました。

キュービクルは屋外建屋南側にあり

遮るものがないので

屋根が60℃を超えており、

トランス温度は負荷半分未満だけれど

60℃ありました。

換気扇は回っているが

1台なので排熱追いつかなかったのでは

ないかと思います。

自分

まだ夏は始まったばかりで
猛暑日は続くと思います。
警報が出ても
慌てなくて大丈夫ですが、
コンデンサ切れっぱなしだと
電気料金に
影響が出る場合があるので
連絡ください。

築10年で初めて出た警報でしたので

今回の原因は

猛暑日のせいとしました。

また切れるようなら

冷却を考えるのと

高調波も気になるので

電源品質アナライザを持参しようと

思います。

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