先輩からの手伝い依頼を受け
新設物件の竣工検査に
行ってきました。
受電設備1200kVA、非常用に
高圧発電機750kWが設置されていました。
実は高圧発電機の
耐圧試験をやるのは
今回が初めてでした。
噂ではかなり充電電流が
大きめだと聞いていたので、
ビビりな私は双興製200+300mAのリアクトル
2台もっていきました。
耐圧前に静電容量を確認したところ、
引込ケーブル~所内一括 84nF≒273mA
連絡盤~発電機始動盤まで 8nF≒26mA
発電機までのケーブル~発電機本体 104nF≒338mA
合計637mAとでたので一括1発でやっても
リアクトル1台で行けると判断し実施。

実測は充電電流650mAでしたが
耐圧試験自体は大丈夫。しかし
試験中何やらジージー音が大きいなと
思っていたのですが、
原因が分かりました。

高圧ケーブル関係を確認したら、
2分割されたキュービクルの
渡りケーブルだけ
ケーブルシースが両端とも
アースに落ちていなかったため
シースが誘導で充電して
リークしていた模様。
しかしよかった、ケーブルに傷とか
できてなくて。
まだまだ自分の確認が甘かったと
反省です。
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