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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

混触防止板へのB種接地線の太さは?

本日は最近出番の多い
高圧ケーブル直流劣化診断の
業務に行ってきました。

担当者多忙で出だしが
遅れたので
けっこう時間がかかりました。

そんななかで、
「混触防止板付きのB種接地の太さとか
規程ってあるのか」
という話になり、
どうなんだろうなーと
帰ってから調べました。

電気設備技術基準では
解釈第17条2-3に、
高圧電路または
解釈第133条に規定する
特別高圧架空電路線の電路と
低圧電路とを変圧器により
結合する場合は、
引張強さ1.04kN以上の
金属線または
直径2.6mm以上の軟銅線
と書いてありました。
※変圧器メーカー
ダイヘンホームページ
にも記載があります。

高圧受電設備規程にも
第1160節-2の
備考7に
混触防止板のB種接地接地線の
最小太さは2.6mm(5.5㎟)と書いてありました。

結論IV5.5㎟ということで
きっといいんしょう。

ちなみに混触防止板付きの場合
低圧が地絡しても
地絡回路が形成されないため
A種とB種共用でいいと
ダイヘンホームページに
書いてあります。
なので
太陽光発電などで
混触防止板付き絶縁トランスだけを
使用する場合は
B種の施工は
実質いらないってことで
いいんでしょうね。
そういや受託している
太陽光発電所のトランスの中で
混触防止板とトランスボディが
内部でいっしょになっているのが
ありました。

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