本日は最近出番の多い
高圧ケーブル直流劣化診断の
業務に行ってきました。
担当者多忙で出だしが
遅れたので
けっこう時間がかかりました。
そんななかで、
「混触防止板付きのB種接地の太さとか
規程ってあるのか」
という話になり、
どうなんだろうなーと
帰ってから調べました。
電気設備技術基準では
解釈第17条2-3に、
高圧電路または
解釈第133条に規定する
特別高圧架空電路線の電路と
低圧電路とを変圧器により
結合する場合は、
引張強さ1.04kN以上の
金属線または
直径2.6mm以上の軟銅線
と書いてありました。
※変圧器メーカー
ダイヘンホームページ
にも記載があります。
高圧受電設備規程にも
第1160節-2の
備考7に
混触防止板のB種接地接地線の
最小太さは2.6mm(5.5㎟)と書いてありました。
結論IV5.5㎟ということで
きっといいんしょう。
ちなみに混触防止板付きの場合
低圧が地絡しても
地絡回路が形成されないため
A種とB種共用でいいと
ダイヘンホームページに
書いてあります。
なので
太陽光発電などで
混触防止板付き絶縁トランスだけを
使用する場合は
B種の施工は
実質いらないってことで
いいんでしょうね。
そういや受託している
太陽光発電所のトランスの中で
混触防止板とトランスボディが
内部でいっしょになっているのが
ありました。
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