買ってしまいました。

たまに試験屋バイトに行くと
電圧4相電流4相保護リレー試験器 RX4744 – エヌエフ回路設計ブロック
が出てきます。
いままで操作に自信が持てず
できる人に操作を譲って
やり過ごしていきましたが
そろそろ
次の高みを目指そうという気持ちがあったのと、
とある筋から
中古品があると紹介いただいたのが
購入の経緯です。
今後のため
試験コード類の整備ついでに
試験快適装備の充実を図りました。

この試験器は本来
電力会社とか特高のかしこまった現場で
机に置いて
正面から操作するものだと思いますが、
数をこなす試験の現場では
地べた置きで
立てて使うことが多いです。

画面を正面に見て
側面に出力端子、
背面(置くと底になる)に
モニター出力端子と
電源コード差し込み口があるのですが
準備の際、裏に電源コードを差すのが
若干面倒です。
ですので

側面から挿せるように
左曲げアダプタ
+
ストレートコネクタの電源コードを
使用することにしました。
正直にいうとアイディアパクリです。

DC制御電源出力もあります。
底面に端子があるので
側面に端子を伸ばしてみました。
過電流継電器や
比率差動継電器試験を行うにあたり
電流二要素必要だったり
1要素20A×4を場面に合わせて加算するため
スイッチ常設、切替器も2台準備しました。


材料は定格無視してます。
吸気口に負担を掛けそうですが
完全に塞ぐわけではないし
たぶん大丈夫でしょう。

電圧相切替器を繋ぐことで
3相の電圧継電器の試験を楽にします。

あとは使い込んで
操作を自分に叩き込むだけです。

以前、RX47022本体カバーを
作ってもらった時の材料が
残っていたので、
またかみさんにお願いし
カバーを作ってもらいました。

ミシンカバーの作り方動画見ながらやったら簡単だったよ。
やるなかみさん。
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コメント
コメント一覧 (3件)
RX47022と比べた時のRX4744の魅力はどこら辺なのでしょうか。
まだ両機とも使った事無いのですが、
47022でも3相出力できると聞いております。
4744を購入しようかと思っていますが、
これだけの値段の違いがわからず、、、
つくば様の見解、管理技術者としての4744の魅力を教えて頂きたいです。
るーさん>
コメントありがとうございます。
思いつく限りですですが参考までに。
(RX47022とRX4744の違い)
・操作は47022のほうがリアルスイッチ操作できるので直感で分かりやすい。
・47022は電圧2要素、電流2要素で出力。4744は電圧電流ともに4要素出力。できることが多いのは4744。
・47022の三相はV結線出力だけだが、4744はスター結線で相電圧ごとに可変することができる。
・VCB連動試験を行うのであれば、電流出力の電圧出力値が高い47022のほうが間違いない。
・47022は高調波出力ができないので、比率差動継電器の誤動作防止の第2高調波抑制要素に対応できない。
・周波数継電器動作時間測定で5Hz/sスイープ可変をやるなら47022は対応不可。
・出力の確度は4744のほうが精度が高い。
・ソフトも高いので持っていませんが、4744はパソコンソフトを使って試験出来る。
・4744は20A×4並列で80A出せるが、別製品の模擬遮断器使ったり渡りなど手を掛けないと使えない。47022は細工無しで62A出力できる。
保安管理業務を主に使用するならば
47022を所有することをお勧めします。
あとは使う用途やどんな場面で使用するかだと思うので
詳しい違いは各機種のカタログで仕様をご確認ください。
ご返信ありがとうございます。
日々の保安管理はというよりは業務拡大の意味もあるので大変参考になりました。