ホームページ経由での依頼で、
特高受電需要家構内に設置される
自家消費太陽光発電所の
使用前自己確認を
実施しました。


パワコンは
(技術基準解釈第16条6項五)から
工場試験結果確認ができており、
太陽電池アレイは
(技術基準解釈第16条5項ニ)から
開放電圧52.47V×12直列=629.64V低圧なので
規格適合確認と
絶縁抵抗測定結果は問題ないので
現地耐圧試験は無し。


交流低圧電路は
(技術基準解釈第16条6項)でいう
発電所に施設する機械器具の接続線及び母線であり、
現地で施工されるものなので
交流で最大使用電圧の1.5倍の交流電圧
(500V未満となる場合は、500V)の
絶縁耐力試験が必要と判断し実施しました。

ちなみに200V系の公称電圧は
”電気設備の技術基準の解釈の解説(令和6年10月22日改正)(PDF)”
第1条3.2から”200V”、
最大使用電圧は技術基準解釈第1条二のイ
1000V以下の係数1.15から
印加電圧は
最大使用電圧(200V×1.15)×1.5=345V≦500V。

500V印加(0.5kV表示)で充電電流4mAでした。
充電電流が小さかったので
300Wポータブル電源で余裕でした。
足の長さを変えられる足場台を
作業用テーブルとして持って行ったので
斜面での作業が快適でした。
負荷遮断試験や負荷試験は
また後日です。
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