毎年の
試験業務にて。
キュービクルのリレー試験一式を
試験するにあたり、
変圧器二次一括の漏電リレー6台と
回路ごとの漏電リレー約50台が
試験対象でした。
今回、文章だけで伝えきれる気がしません。
でも図を描くのが面倒なのでご容赦ください。

漏電リレーがある盤と
変圧器は別場所にあり
ZCTに直接流しての試験が困難なので
普通なら
S相と対地間に流して試験したいところですが、
400V系変圧器(4バンクあり)は
RSTの中性点0端子で接地され
ZCTが付いているので
変圧器巻き線のインピーダンスが高く
S相から普通に電流流そうとすると
試験器パワーが足りず
流し切れないことがあります。
ですので変圧器側でS相とO端子を短絡、
2バンクのS相同士に流し
2台同時に動作値を確認しました。

漏電リレー試験中、
ブザーが都度うるさいので
離線をおこない
約50個のリレーを1台ずつ試験しました。
ZCTにまとめて通線して試験すれば、
なんて言われそうですが
数が多いと
ZCTにリード通しては引ききっての
繰り返しが大変なのと、
銅バー直接貫通型で
通線できないタイプも入り混じっているので
結局は個別対応するしかないんです。
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