特高需要家のサブ変点検2日目、
各班が点検の〆に元請さんの
作業責任者と一緒に
保護連動試験を実施して
回っていた時のこと。
発電機で所内AC制御電源を
生かして試験するのですが、
1カ所電源をいれた途端
発電機が止まってしまい
試験が出来ないという
騒ぎが起きました。
制御電源負荷の抵抗を
測ってみたら
2Ωしかなかったので
盤の電源渡りを切り離して
行った結果、
遮断器盤が残りました
聞くと引き出し型VCBの
カプラー交換工事をしたとのことで
数台を確認し犯人が見つかりました。
真ん中の白いカプラー、左の2本で
上下逆に入っていたようで
戻して50Ωくらいになり
無事復旧しました。
受電前に発覚して良かったと
胸を撫で下ろしました。
話が飛びますが
後日全く別の現場で
保護連動試験をやるため
PTTにAC電源をいれたところ
PT二次ガラス管ヒューズ5Aが
とびました。
前回の誤配線騒ぎがあったので
負荷抵抗を測ると9Ωで
低い。でも工事等入ってないし
電源渡りをばらしていくと
一カ所だけ低いんではなく
満遍なく負荷抵抗が
分かれていくので仕方なく
ヒューズを交換して再度電源を
入れたら問題なし。
負荷電流1.2A、抵抗は変わらず9Ω。
切れた原因は単なる
ヒューズの劣化かなと。
交流だからテスターで測る
抵抗だけでは
わからないんですね。
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