今年8月に
とある電気管理の位相転移〜フェイ…

自作リレー試験器の校正試験を受託 | とある電気管理の位相転移〜フェイズシフト〜
ホームページ経由で 自作リレー試験器でも校正やってもらえますか? という 興味深いご依頼をいただき 引き受けました。 自作と侮るなかれ、 バッテリー内蔵による外部電源…
バッテリー内蔵リレー試験器を
自作した方から

今度は
位相特性試験機能を追加したので
また試験してください
ご依頼いただきまして
お預かりしました。
位相特性要素を組み込むとか
全くついていけない分野です。


外観は
以前の物と全く変わりません。


DGRモードで
自動試験または
手動操作が追加されていました。


校正試験は
定められた動作管理値内であることを
確認し完了しました。
せっかくなので
実際に試験してみたら
どんな感じかな、と
三菱マルチリレーMP11Aを組んだ
模擬盤を使って遊んで見ました。
三菱MP11Aの67要素は
MDG-A1V-R同等、
整定は
Vo=5%
Io=0.2A
T=0.2s
LEAD135°,LAG45°にて。


動作値は画面に一覧表示され
Vo=19.9V
Io=203mA
位相 進み 135° 遅れ 41°
動作時間 130%=176ms 400%=167ms
すべて管理値内で試験出来ました。
預かっておきながら失礼ですが
一点だけ。
DGR試験出力には
双興電機製位相特性試験器の
全要素コードが
使用されているのですが、
P1-P2からの補助電源AC100Vは
まだ実装していないようです。
せっかくバッテリー内蔵で
電源準備不要な試験器なので
最終的には
実装されているといいな、なんて。
サクサク撮るためR相のみで試験。
時限計測のオート設定は
タップ値と%を選択しセットするだけなので
使いやすい。
瞬時要素に関しては
試験器出力定格30Aなので簡易的に行っています。
(限時時限測定でタップ5の700%=35Aは出る模様)
竣工検査ではなく年次点検ならば
十分です。
そして、けっこー使ったつもりが
バッテリー残量表示はほぼ減りませんので
何台でも試験出来そうです。
created by Rinker
¥5,136
(2025/04/30 07:26:06時点 楽天市場調べ-詳細)
コメント