少し前に
X(旧Twitter)にて、
過電流継電器試験の際
電流計がアナログの場合は
切替器でOFF(内部短絡)にするが
切替器がないデジタルマルチメーターが
設置されている場合は
外部でRST短絡すべきでは、という
意見を見かけました。
私はデジタル計器の場合
短絡措置を行っていません。
理由として
機械的に動く部分がないし
過負荷耐量(過負荷強度)が
アナログ計器より高く仕様に書かれていることが
ほとんどなので
短絡しなくても
OCR試験での電流値と流す時間なら
処置無しで大丈夫だと
判断しているからです。
アナログ、デジタル計器共通の規格として
JIS C 1102-2準拠、階級指数1以上で
定格電流10倍の過負荷を0.5秒間9回(60秒間隔)、
60秒後に5秒間の過負荷を1回という
短時間過負荷に
耐えられるようです。
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そしてさらにデジタル計器は
各社それプラス、
定格電流の40倍(1秒)、20倍(4秒)、10倍(16秒)、1.2倍(連続)
または
定格電流の30倍2秒の性能があると
カタログなどで確認しています。
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