2015/09/10に起こった
鬼怒川決壊洪水災害。
9/14にある程度の片づけが済んで
高圧、低圧とも当方にて
確認調査が終わっており、
あとは東電側送電されれば
使用できると思っていました。
(ちなみに9/14には
東電ASは”入”になっていた)
ところが、
9/15 11:13
被災需要家の担当者から
連絡があり、
「主任技術者との
送電確認書類の取り交わしをしないと
復電できないといわれた」
とのこと。
何かあったら
すぐ行けるように近くにいて正解。
現場に急行しました。
11:36
現場には東京電力職員がおりましたが、
来ていたのは低圧需要家の
復旧確認の部署だったため対応できず。
カスタマーサービスに連絡して
やり取りをしてくれとのこと。
ちなみにASは開放されていた。
昨日開放で回ったのであろうか?
カスタマーサービスって普段停電などのとき
電話してもなかなか繋がらないので心配だったが、
意外に早くつながったのでちょっと驚いた。
受付増員されていたのでしょうか?
折り返し担当者から連絡をもらう
ことになった。
12:26
東京電力から連絡あり。
高圧需要家を順次回っているので
何時に行けるとは言えない状態だと
言われたが、受電できるまで私が
現場待機していますので
何時でも構わないから来てくださいと
伝えてしばらく待機。
13:30
東京電力到着。
待ったうちに入らないくらい
早く来てくれて感動した。
点検済で異常ないことを
東電に伝え
[高圧お客様送電確認書]を取り交わし、
13:40に受電完了。
お客様に大変喜ばれました。
東京電力は
東日本大震災以降
風当たりが強く
たいへんですが、
こういう時に活躍してくれる
戦力を維持していただくためにも
あまりいじめないでほしいと
改めて思いました。
それから、
非常時には主任技術者の
立ち合いがなければ
受電などのやり取りが
できない場合があります。
そして電気主任技術者外部委託制度の
自由化によってさまざまな
管理技術者もしくは
電気保安法人があります。
どこがいい悪いは言いませんが
お客様にはこれまで長きにわたって
管理している方とコミュニケーションを
とって経営してきたことを思い出していただき、
低価格だけで安易に
管理技術者を変更するのは
早まらないでほしいと
切に願います。
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