同じ支部所属の若手技術者から
測定器の校正依頼を受け
一緒に作業しました。
校正対象機種は
- 株式会社 双興電機製作所 | 多機能型試験装置 BCT-25KT (soukou.co.jp)
- 株式会社 双興電機製作所 | 交流耐圧トランス T-13K15 (soukou.co.jp)
- 位相特性試験器(手動)DGT-M2―戸上電機製作所 (togami-elec.co.jp)
- MODEL 2433R|漏れ電流・負荷電流測定用クランプメータ | 共立電気計器株式会社 (kew-ltd.co.jp)
- MCL-1100D|ACクランプリーカー|クランプメーター・クランプリーカー|マルチ計測器株式会社 (multimic.com)
- PV用デジタルメガー | 絶縁抵抗計 IR4055 | 製品情報 – Hioki
- (双興電機5000V/10000Vメガ3123) | 現行機種KEW 3123A|高圧絶縁抵抗計|共立電気計器株式会社 (kew-ltd.co.jp)
- 接地抵抗計 FT6031-50 | 製品情報 – Hioki
上記8点の竣工検査、年次点検を
こなせるセットでした。
そのなかで印象的だったのが
MCL-1100D|ACクランプリーカー|クランプメーター・クランプリーカー|マルチ計測器株式会社 (multimic.com)
世界最大口径のハンディタイプクランプだそうで
私もここまでのクランプは持っていません。
若手技術者
あると便利なんです
とのこと。たしかに隙間さえあれば
噛めない電線はなさそうです。
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この大口径クランプの校正作業中に
ちょっと管理値を外れる
つまずきがありました。
3000Aレンジで
1800A(電線を20ターンしたところにエヌエフRX4713で90Aを流した)を測る場合
管理値は±2%rdg±8dgtなので
1756A~1844Aなんですが、
ターンした電線束とクランプを
机にべた置きしたままだと
電流表示値は1731Aと
管理値範囲外になってしまいます。
ですが、写真のように
電線束を立ててクランプを持ち上げて
電線が中心を通るようにしたら
1812Aで良となりました。
クランプは測定する対象の電線や
外部の電線に流れる電流の影響を受ける場合があるので
使い方には気を付けたいと思います。
ちなみに1800Aをクランプすると
かなり音を上げてうなるので
ビビりました。
CT校正で使用した電線束は
IV5.5sqを束ねて使用しています。
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