月次点検で訪問時、
来月の年次点検予定を
打ち合わせしてきました。
年次点検で
やる必要があることとして
所属する技術者協会の保安規程では
絶縁監視装置の
警報電流試験、
発信装置試験があります。
年次点検当日以外で
危なげなくできることでもあるので
月次点検ついでに
前もってやっつけておきました。
抵抗で地絡させて
絶縁監視装置が動作した
B種の漏れ電流を測定しています。
最近買った
を使いスマホに測定値を表示させると
少し離れた変圧器のB種にクランプ噛ませても
絶監から離れず電流値を確認できるので
警報発生ランプと動作値を
同時に見ることができます。
クランプからスマホへの
測定値反映速度も申し分ないです。
Bluetoothって便利だなと感じました。
~~~~~~追記~~~~~~~~
X(旧Twitter)でコメントがあったので
考察をご返答します。
負荷稼働中の受変電設備で
Io絶縁監視装置試験をDGR試験器で行う場合、
動作確認するだけなら
動作値が動作範囲外でも構わないので
ZCTに試験電流を流すだけでいいですが、
監視装置の設定値による
誤差の確認を行いたいのであれば
設備の漏れ電流Ioが大きい場合
動作値に影響するので
分割ZCTを外してから
試験電流を流せばいいと思います。
Ior絶縁監視装置試験を
DGR試験器で行う(私はやったことがない)と考えた場合、
試験器Vo出力を監視装置電源とし、
電源が電灯同バンクが異バンクか、動力かの
位相差を考えれば
できそうな気がしますが
あまりやる人はいないと思います。
Ior絶縁監視装置試験をやる場合、
ムサシインテック | LB-6 (musashi-in.co.jp)
や
株式会社 双興電機製作所 | GER-2000K(soukou.co.jp)
など
漏電遮断器試験器を使ってやるか
抵抗で実際の地絡をおこして
B種をIor測定器で測る試験方法が
普通かと思います。
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