5月に受電し
7月から稼働を開始した
新設現場で
引き渡し後
初回月次点検を行いました。
設置者への引き渡しが済むまでは
工事会社の物なので
こちらの持ち出しで行う
表示ステッカー貼り付けや
絶縁監視装置の取り付け等は
一切やらないことにしています。
1号柱の高圧ケーブル配管へ
「高電圧ケーブル」ステッカーを、
キュービクルには
「高電圧危険と緊急連絡先」ステッカーを
貼り付けました。
高圧受電盤に
不足電圧継電器の
接点外部端子があるのですが
配線が遊んでいます。
非常用発電機か
事務所監視盤の停電表示用なのか
よくわからないので
電気工事店へ連絡したところ、
使用予定だったが
必要なくなったので
撤去するつもりでしたが
中途半端にしてしまった。
あとで処置しに行きます。
ということで
おまかせとしました。
自動力率調整装置で
コンデンサ入切制御されており
軽負荷遮断が10%に設定されていましたが
残念ながら
電力会社のメーターは力率97%でした。
引渡し前の検査で負荷をだいぶ入れたようで
デマンド出ており
基本料金3%増しがもったいなく感じます。
点検に行った日中ですでに
「軽負荷遮断」ランプ点灯中で
コンデンサが入っていない状態、
ベースコンデンサがないので
1台常時ONでもいいかもと思いつつ
とりあえず
軽負荷遮断が消える程度の%まで下げて
次回再確認することとしました。
次回どの程度動いているのかの確認のため
VMCの投入回数を記録しておきました。
最後に
絶縁監視装置
ムサシインテック / 監視王Ior(musashi-in.co.jp)の
取付および設定をおこないました。
この機種のIor設定方法は
単相と三相で全然違うので
めったにやらない私には覚えられません。
取説を追いかけながら
設定しました。
最後に
インシュロックで配線養生、
絶監取付設定で
だいぶ時間をかけてしまいました。
取付場所ですが、
計器やコンセントが並ぶ
上部の盤に
監視装置を取り付けるスペースは
十分あったのですが、
窓があり紫外線で
監視装置の色が変わるのが気に入らないので
下のほうへ取付としました。
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