後輩が所有する機材の計器校正をおこないました。
HIOKI リーククランプメータ CM4001があり
これは今回
初めて校正作業をする機種だったので
事前に管理値などを調べるため
ACリーククランプメータ | CM4001 | 製品情報 – Hiokiを
読んでおきました。
その際この機種は
ワイヤレスアダプタZ3210と
スマホと
HIOKIの専用無償アプリ【GENNECT Cross】で
電流における30次までの
高調波レベル/含有率/総合高調波歪み率が
計測できると知りました。
どんな感じか興味があったので
持ち主に実演していただきました。
クランプメータの校正用電流発振器に
電流三相保護リレー試験器 RX4713 – エヌエフ回路設計ブロック (nfcorp.co.jp)
を使用していたので、
高調波設定次数を5次にして
ベース電流1A、第5次50%を出力してみました。
(左)1:が0.980Aに対し5:が0.514Aときっちり50%表示されています。
(中)波形もきれいに歪んでいることを確認しました。
(右)周波数グラフで50Hzと250Hzが高く出ていると分かります。
電源品質アナライザ等と比べると
高調波測定だけするとしたら
とても操作が簡単です。
例えば月次点検でふと
コンデンサの音が気になるなんてときに
CTTから
普段持ち歩いている
リーククランプ一つで
高調波が測れてしまうってことが
強みになると思います。
人のふんどしで相撲を取るような記事になってしまったので
買うしかないですかね。
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