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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

EFDELTAとOCR電流引き外しVCB連動試験

先月から

新しい機材に浮かれて

大容量ポータブル電源

EFDELTAネタが多くて

すみません。

年次点検で

電流引き外し型のVCB連動で

過電流継電器試験を

EFDELTAで実施。

試験時の試験電源容量を確認するため、

双興 大口径クランプメータ

LC-70Fのピークホールドを使用してみました。

(双興では販売終了している模様、

中身は共立のクランプ)

OCRはオムロンK2CA-DO-R2

タップ4A

ダイヤル1

瞬時30A 

300%(12A)の時限測定で

試験器は電流レンジ25A

抵抗が4Ωで

電源電流は8.7Aでした。

700%(28A)の時限測定で

試験器は電流レンジ50A

抵抗が0.5Ωで

電源電流は10.2Aでした。

ついでの実験で

瞬時動作50Aで測定してみると、

試験器は電流レンジ50A

抵抗が0.5Ωで

電源電流は26.4Aでした。

素早い操作が必要。になるし

指針では追いきれないので

電流値はピークホールドクランプで

取る必要があり。

上記結果でしたが

それより気になる問題があります。

以前も何度か書いていますが

双興製試験器のカウンターは

電圧降下でスタートできないことが

多々あります。(ムサシ製はわかりません)

原因はおそらく

スライダックの励磁突入電流だと思われます。

スライダックゼロ位置でも

スタートボタンをONにしたとき

上記の写真通り

33.6Aの瞬間電流が発生することがあり、

そんなときはほぼカウンターが

不動作になります。

単に1600Wと電源容量に余裕がない

だけですかね。

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