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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

リアクトル異常のシーケンスをイメージ

健全な設備での月次点検は

変わり映えがなく

すこし退屈に思うときがあります。

そんな時、

警報回路はどこを経由して繋がっていて、

どこを短絡すれば警報出力と遮断ができるか、

なんてことを考えてみたりします。

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リアクトル温度異常の回路です。

ここのキュービクルには

単結と警報回路図面が内扉に貼ってあります。

リアクトル異常の際に開放になるLBS。

SR警報用電源から

線番N2は

LBSトリップコイルと

外部警報出力用補助リレーに

直接接続。

線番R2はリアクトルの

温度センサ接点へ。

電源端子R2は

リアクトルの温度センサa接点を経由し

線番R2→線番L5に変化。

線番L5がLBSの

トリップコイル焼損防止用の

リミットスイッチを経由して

線番L5→線番L6と変化し

トリップコイルに接続。

一方

リアクトルからの

線番L5が

補助リレーに入力され、

温度異常発生時に

補助リレーが働き

リアクトル異常の警報が

端子台4a4bからa接点出力されます。

SRの温度センサ接点を直接つつかなくても

電源ブレーカ線番R2と補助リレーの線番L5を

ヒューズ付きテストリードでメイクすれば

SR1温度異常の警報発報と

LBS開放になります。

たまに

こんなこと考えるのも

仕事の感覚を鈍らせないリハビリっぽくて

いいんじゃないかと思います。

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