高圧受電盤のDMM交換工事

ある企業の兼任主任技術者がいる

太陽光発電所の

年次点検を毎年請け負っています。

今年は点検ついでに

受電盤の計器交換依頼もありました。

三菱電機　デジタルマルチメータ

ME110SSR

塩害の影響か

表示変更ボタンが

反応しなくなってしまったそうです。

この形式は生産終了だということで

後継機種

ME110GRに

交換しました。

三菱電子式指示計器 ME110SSシリーズ（一部機種）生産終了のお知らせ及び後継機種のご案内 (mitsubishielectric.co.jp)

交換時に問題発生。

電圧、電流、制御電源の入力は

同じですが、

外部計測用入出力端子の番号が

まったく違っていました。

機種の選択は

主技さんが

完成図書から拾った型式から

ME110SSR-4A2Pだと指定してきたので

代替機として

ME110GR-4A2Pを

準備していったのですが、

実際についていたのは

ME110SSR-MBという型式でした。

どうしようかなと

配線を確認したところ、

このキュービクルの

仕様として

DMMから接続用ハモニカ端子台までの

外部計測用入出力端子の配線があるだけで

それ以降の外部配線はなく

未使用であることを確認しました。

繋ぐ必要がないことが分かったので

入出力端子は

絶縁キャップを付けて

養生しました。