先輩の現場で
VCB更新工事があり、
交換後の
リレーと遮断器の連動試験を
おこないました。
地絡方向継電器
K2GS-B 地絡方向継電器(ZPD方式)/定格/性能 | オムロン制御機器 (omron.co.jp)
がついていて、
VCBトリップは
電流引き外しのための
AOF-1N 補助電源装置/特長 | オムロン制御機器 (omron.co.jp)
がセットになっていました。
こんな配線になっており、
DGR電源ブレーカー2次側に
補助電源をいれて
VCB入にしてDGRのテストボタンで
連動動作確認しようとしたところ、
リレーもトリップも
動きませんでした。
もしかしてと思い
VCB切にして
テストボタンを押したら
DGRは動作し
トリップコイル動作音もしました。
原因は
VCB遮断時に
トリップコイルへの制御電源供給を止めるための
パネットスイッチへの配線ミスで
本来VCBが切れたら接点が開く
a接点を経由するべきところ、
b接点の(21-23)につながっていました。
a接点の(22-24)へ
手直ししていただき
正常動作するようになりました。
電工さんはたぶん、
「a接点は遮断器が動作(遮断)したらメイクする」と
勘違いしたのでは、なんて気がします。
VCB入切に対するパレットスイッチa接b接は
テスターでの実機による確認を行ったほうが
間違いないのかな、なんて思いました。
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