とあるお客様にてPAS交換が実施されました。
PAS(気中負荷開閉器)は機関により違いはありますが、
通常推奨交換年数は15年といわれています。
こちらのPASは91年製(大垣製)で20年経過していました。
外装のサビがよく目立っており、穴が開いたりして
内部に水が入り地絡事故にならないかと前々から
心配していたのですが、とても協力的なお客様の
おかげで交換していただけることとなりました。
メーカーひいきするわけではないのですが、
いちばんメジャーな戸上製でなおかつ
VT(内部電源),LA(避雷器)内蔵型に
なったのでとても安心です。
おろしたPAS
概観サビサビです。
おろしたPASの内部
思った以上に内部はきれいでした。がしかし、
何も起きないうちに交換できて本当によかったです。
設備不備による波及事故
(停電事故を周辺地区へ波及させてしまうこと)を
起こした場合の社会的責任が重く、
経済産業省へ会社代表者とともに謝りに
行くこととなりますし、場合によっては近隣企業から
損害賠償ということも考えられます。
ですので、私がご契約させていただいておりますお客様方には
お金のかかる話になり大変申し訳ないのですが、
波及事故につながるような要因は包み隠さず
ご指摘させていただきますのでご了承ください。
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