の続きです。
(三菱電機 模擬入力試験器MDX-A形)
三菱電機製マルチリレー MP23の
地絡方向要素の試験の際、
リレー盤から
ZCTが収められている現場盤までが遠く
試験端子Kt-Ltも引っ張られていない現場なので
実装ZCTを使っての試験が困難です。
しかし、
よくある地絡方向継電器MDG-A1V-Rと
同じ仕様のZCTが使われているので、
模擬入力試験器をZCTとして使用し試験します。
(試験用長いコード)
マルチリレーMP23がついている盤、
CTT,VTT,EVTTは前面にありますが
前面扉がなく開かない現場のため、
盤の裏側へ
接点、制御電源、ZCT2次電流として
模擬入力試験器出力を
長いコードで繋ぐ必要があります。
(新型MELPRO-D 試験ボックス)
リレーソケットに
プルボックスを加工して
試験端子を付けたもの。
COC、CFP、CBV、CAC、CPP対応可能。
電工用のプルボックスを使っているため
正直、重いことがネックです。
(旧型MELPRO-D 試験端子台セット)
最近整備したもの。
接点端子台にロータリースイッチを組みました。
電圧電流端子台は
まだ刺したことのない機種もあるので
きちんと刺さるか若干心配です。
(長谷川電機工業 静止型地絡方向継電器VG-UF7D/試験box)
長谷川電機工業株式会社 – HASEGAWA ELECTRIC CO., LTD. (hasegawa-elec.co.jp)
といえば
検電器が有名ですが
PF-S形キュービクルの白い所内GRで見かける以外
ほぼ目にすることはない気がします。
継電器総合カタログ Vol3-5 (hasegawa-elec.co.jp)
リレーの箱(右)は
以前廃棄されたものをいただいて
単体試験用BOXとしています。
(左)
接地保護母線継電器
VG-BM7Aという
地絡相を判定できる継電器です。
この試験で
電圧3要素(三相電圧と地絡電圧)が
必要となります。
写真の物も廃棄品頂き物ですが
引き出し型ではないので
持っていきません。
この検電器が一番落ち着きます。
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