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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

現場での太陽光用メガ比較

当方が管理させていただいてます、
メガソーラー(1998kW)の
年次点検を
パワコンのメーカー点検に
併せて実施。

午前中にキュービクル2か所1班と
パネル絶縁測定3班にて作業。
ちなみにメガは通常のメガ(500V)で
ストリング1回路ごとと
集電箱~接続箱間、
PCS~集電箱間で分けて測定。
太陽光専用のメガは
以前作業者から測定に
時間がかかり苦情が来ていたので未使用。

午後から接続箱、集電箱の
投入確認を実施後、
時間ができたのでメガの比較実験開始。
測定は日中晴れ時々曇り、気温24度。

比較使用使用機材
通常メガ HIOKI HIOKI IR4052-11
太陽光用メガ マルチ計測器 MIS-PV1

まずはストリング測定

測定対象
240W解放電圧37.5Vモジュール
×18直列4860Wのストリングを
P-E間測定

測定結果は500Vで100MΩオーバーで
通常のメガですぐ結果が出ました。
太陽光メガも結果は同様ですが、
やはり測定時間がかかってしまい
数あるストリングには適さないような
気がしました。

そして、マルチ計測器営業の方は
一括測定には対応していないと言っていたが、
パワコンから一括でやってみた。

測定対象
240W、解放電圧37.5Vモジュール
×18直列×6並列×8回路+
18直列×7並列×2回路
=267,840W
をP-E間測定

測定時間はもちろんかかるとして
通常メガで0.272MΩ
太陽光用メガで0.450MΩ。
この結果なら、
年次点検の際、パワコンごとに
太陽光用メガで一括測定し、
0.4MΩ以下だけ集電箱~接続箱と
追いかけるようにしてもいいのではないかと
思います。

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