毎年恒例年末の試験業務です。
写真の現場は
特高受電所からの中継分岐になっている電気室で
各サブ変への
送り出し饋電盤が集まっています。
ですので
試験対象継電器が数多くあります。
今年はリレー更新工事があったので
日新電機の誘導型から
三菱電機の新型MELPRO-Aシリーズに
変わりました。
おかげで
整定値の可変が容易になり
試験が楽になりました。
この現場には
一つやっかいな個所がありまして、
不足電圧継電器と過電圧継電器の
裏側端子前に
補助リレーががっちり並んで
電圧端子を外したくてもドライバーが
入らないのです。
補助リレーの列をずらしてみようと
レールのねじを外したこともありますが
制御線が上下でつながっているので
ほぼ動きません。
というわけで
この現場のためだけに持っていると言って
過言ではない
こんなスタビードライバーを使用して
離線を行っています。
誘導型から静止型になり
継電器が短くなったので
以前より隙間ができて
楽になったほうです。
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