夜通し試験屋さんのアルバイトから帰ってきて
朝寝をしていたら、
契約需要家様より
漏れ電流オーバーレンジの漏電警報を受信。
最近火災ネタを書いたばかりだし
ほんとに火災に発展したら辛いので
朝寝をあきらめて訪問してきました。
急にオーバーレンジということは
漏れ電流が
アンペアクラスの可能性が高いと身構え
キュービクルを開ける前に検電、
反応がありました。
過去に漏電中の接地端子台に触れ
感電して痛い思いをしたことがあるので
低圧ゴム手袋を着用してから
探査開始しました。
キュービクルで動力トランスB種3.8A、
動力ブレーカー1か所にて4Aであることを確認。
対象の使用箇所に向かったところ、
写真撮り忘れましたが
1台のエアコンがエラーコードP22という表示で
運転表示点滅、風が出ていないものがありました。
その回路で4Aを確認後、
ブレーカーを切って
メガ測定の結果0.002MΩでした。
どのみち運転できていないので
ブレーカーは切りっぱなしにして、
エアコン修理完了まで
ブレーカー投入禁止を言い渡し
漏電探査完了となりました。
この話、
そもそも技術基準上
動力200V回路なのに
ELB未設置っていうのも問題です。
追記
空調室外機は
屋根のない屋外設置なので
ELBが必要という説明が
抜けました。ごめんなさい。
写真で使っているHIOKIのクランプは
旧型で、現行品は上記になります。
コメント
コメント一覧 (3件)
動力200V回路でELB未設置は技術基準上問題とのことですが、
空調設備の室外機設置場所が乾燥した場所ではないとの解釈でしょうか?
動力200V回路にELB未設置なのは工場ではよくある事なんですが、これを技術基準に反するとしたら頭が痛いハナシになります。
たけぞうさん>
コメントありがとうございます。
空調室外機が屋根のない屋外にあるので
ELB未設置と書きました。
言葉が足らず申し訳ありませんでした。
本文へ追記します。
わざわざ追加いただきましてありがとうございます。空調機は室外機の設置環境のせいか、よく漏電トラブルを起こす印象があります。空調機に関してはELB必須にしても良いような気がします。