お手伝いの現場にて。
こちらには
自動力率調整装置で制御された
VMCで入切するコンデンサが3台あります。
高圧メガ測定の際、
渡された点検書類を見ると
キュービクルは所内一括の項目しかなく
コンデンサごとの項目は見当たらないので
SCをすべて投入して
測定しているのだと判断しました。
電灯盤にPF/VMC電源のブレーカーがあったので
ポータブル電源でAC100Vを印加。
切替開閉器を”自動”から”直接”に切替。
ここまでの操作では
カムスイッチを入に回しても入りません。
(5分間待てば入りますが、せっかちなので待てません。)
こういう場合は大抵
コンデンサの自己放電待機用のタイマーが
5分で入っていることが多いので
タイマーを0に絞って接点をオン。
保護連動試験をやるため
何回か入切を繰り返す場合は別ですが、
忘れないうちにタイマーは
すぐ元の設定に戻しておいたほうが無難です。
これでカムスイッチ”入”操作でVMC投入できます。
5kVメガ測定するための自前の測定器は
双興電機製作所/HVT-11K (soukou.co.jp)です。
測定のたび移動するのは面倒なので
一括でラクでした。
5kVでの測定で個別に回る必要があるときは
昔のようにムサシのDI-05Nとか↓なんかを
持っていたほうがいいのかな、
なんて思うときがあります。
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