絶縁油の劣化が気になる現場で
活性アルミナを入れることを
お客様に承認いただいて
年次点検で投入作業をおこないました。
先月の研修会で会った後輩との会話で
「アルミナ入れてみたい現場があるがやったことがない」
と言っていたので
経験してもらうのに
ちょどいい機会かなと来てもらいました。
ムサシインテックにて購入。
大抵のトランスは
コアと外箱の間に隙間はあまりないので
鉄心の上に置く入れ方になるのが
ほとんどと思われます。
電灯トランス(夏場の負荷率38%程度) | 投入前 |
絶縁油量 | 40L |
活性アルミナ投入量(絶縁油の2% 劣化状況により3%) | 1kg×1袋 |
単体絶縁抵抗(5kV印加) | 1500MΩ |
絶縁破壊電圧試験値 | 50kV |
酸価値 | 0.14mgKOH/g |
動力トランス | 投入前 |
絶縁油量 | 105L |
活性アルミナ投入量(絶縁油の2% 劣化状況により3%) | 1kg×2袋 |
単体絶縁抵抗(5kV印加) | 端子が固く ばらせなかったため 個別測定無 |
絶縁破壊電圧試験値 | 33.25kV |
酸価値 | 0.04mgKOH/g |
来年また採取して
浄化具合を確認しようと思います。
コメント