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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

接地端子台の導通不良

ほかの方のブログでも

同じ症状を経験された方がおられました。↓

重塩害地区での請負年次点検にて。

屋外キュービクル内にある

接地端子台で接地抵抗測定を

ばらさずに実施してもらったところ、

「B種が60Ωです」と言われました。

許容値が28.6Ωで前回値25Ωだったはずが

上がっていました。

私も測定してみたところ、

たしかに60Ωと出ましたが、

端子台の機器側(上部)に測定クリップをかませていたので

もしかしてと思い

接地極側(下部)のねじ山にかませて再測定したところ

25Ωが出ました。

ということで

接地極側-機器側の接続接触不良と判明。

端子台から銅バーを外して

ワイヤーブラシや紙やすりで磨いて

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念のためCRCぶっかけてから戻して

再測定をおこなったら

導通復活しました。

緑錆の吹いている接地端子台で接地抵抗測定を行う場合、

極自体の抵抗値も大事ですが、

機器側への導通も確認するべきなのかと感じました。

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