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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

屋外端末の端子カバー

某電気保安法人が管理する物件にて

PAS、ケーブル、OCRの更新があり、

工事会社からの依頼で耐圧試験とリレー試験を

おこなってきました。

屋外端末は

3M™ 関東ハイ-KタームII-EM 屋外用 T6SA/T6SBシリーズ | 3M 日本 (3mcompany.jp)

使用されていました。

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端末処理を終え固定されたものをみると

右側だけ、

やたら深く端子カバーが掛かっていました。

ひだひだがあるということは

沿面距離が短くなるから

変に感じたんですが、

試験で呼ばれているうちが

あまり言うのもな・・・なんて思いつつ

「カバーを被るまで刺すのは

しっくりこないので

取説確認しませんか?」とソフトに提案。

画像上の作業手順16.端子カバーの取付には、

端子カバーと端末本体が触れないように取り付けること、

となっているし、

そもそも作業手順書の表紙に

注意

端子カバーを端末本体に差し込まないで下さい。

モロ書いてありました。

~追記~

どうして端子カバーを

端末本体に触れないよう

施工しなければいけないのか

明確な理由は知りませんでしたが、

X(旧Twitter)で

これを怠ると、中に水が溜まって端末絶縁不良になる

と教えていただきました。

3相とも手直しされて

取説通りとなりました。

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