契約需要家様の年次点検を実施しました。
CB形のキュービクルで、
所内一括高圧絶縁抵抗を行ったところ
30MΩでした。
数値が低かったため
VCBやLBS、
PCS(パワコンではなく
プライマリーカットアウトです、
略称紛らわしい)を開放し、
DS~受電VCB間、母線、トランス、コンデンサを
個別に1000Vメガで測定したところ、
母線の測定値があまり良くなく
なおかつ
赤相>2000MΩ
白相>50MΩ
青相>2000MΩ
という結果でした。
なんで白相だけ?を探すため
原因だろう樹脂系支持物に
メガを当てながら探していくと、
![](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/10/0c11737d47bbed0b462ebbecbc72557d-512x384.jpg)
VCB二次R相とT相のCTに挟まれた
白相のレジン碍子に
たどり着きました。
白相だけ作りが違うから数値が違うのも納得です。
![](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/10/7e6d1d27f79755fb89463b4ceaec5af1-1-512x384.jpg)
今年で19年経っているから
劣化はしょうがないですが、
やはり○ワムラ製レジン碍子劣化は
ありがちに思われます。
清掃しても数値は変わらず。
昨日
レクステンドを使い切ってしまい
まだ入荷していなかったので
これ以上はなにもできませんでした。
すぐにどうこうなるとは思わないですが
この際なので
レジン碍子10個すべて交換するよう
報告書にあとで書くことにしました。
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