本線予備線2回線受電の現場にて
請負年次点検。

停復電自動入切シーケンスが
組まれた盤で
VCB連動にて
過電流継電器試験(OCR,51)を行う場合、
遮断器投入条件は
現場によって様々なパターンがあると思います。
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- モードを手動にすれば遮断器投入できる。
- ディスコン操作中でないこと(ピンを抜いたままとか)
- ディスコン入条件が必要な場合。
- 不足電圧継電器(UVR,27)の復帰が絡む場合。
- 27以外の補助リレー(84Xや27X)がからんだり。
- 投入遅延時限(タイマー)が阻害している場合。
- そのほか思いつかないなにか。

この現場は初め図面がなく
よく分からなかったのですが
84X-R1(電圧継電器)が
阻害しているような気がしたので
補助リレー外して
接点短絡措置して入操作をおこなったら
真空遮断器投入できたので
しゃ断器連動にて過電流継電器試験ができました。

その後現地を漁ったところ、
シーケンス図面が出てきたので読み解いたところ
84Tのタイマーリレー2minが
入っていることがわかりました。
ですので、
VTT上部(VT2次計器側)P1-P2(不足電圧検出)とP2-P3(操作電源)を生かし
(P1とP3短絡、P1-P2へ補助電源AC100V印加)にて
84Tタイマーの時間を絞って
手動で遮断器”入”にできました。
先にわかれば余計な短絡処置は
必要なかったということです。

試験はとりあえずこなせましたが
目下の悩みは
知識不足と経験不足により
シーケンス図を読み取り理解するまでに
時間が掛かってしまうところです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
過去のつぶやきに失礼します。
独立を目指すため、毎日読んで勉強してます。
このシーケンスの場合、P1.P3を短絡させP1とP2に印加することで、P1-P2間とP3-P2間に100ボルト印加してるってことですよね?
この場合、P1−P3間は電位差はないので0Vってことで、P1−P3間に接続してあるリレー等には変な電圧が加わらないって考えでいいんでしょうか?
みつきさん>
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。
VT2次は三相110Vなので
VT1次側昇圧させるようなことさえしなければ
必要箇所に100V掛けているだけなので
変な電圧というのはないと思います。