本線予備線2回線受電の現場にて
請負年次点検。
停復電自動入切シーケンスが
組まれた盤で
VCB連動にて
過電流継電器試験(OCR,51)を行う場合、
遮断器投入条件は
現場によって様々なパターンがあると思います。
created by Rinker
¥2,420
(2024/09/07 11:53:34時点 Amazon調べ-詳細)
- モードを手動にすれば遮断器投入できる。
- ディスコン操作中でないこと(ピンを抜いたままとか)
- ディスコン入条件が必要な場合。
- 不足電圧継電器(UVR,27)の復帰が絡む場合。
- 27以外の補助リレー(84Xや27X)がからんだり。
- 投入遅延時限(タイマー)が阻害している場合。
- そのほか思いつかないなにか。
この現場は初め図面がなく
よく分からなかったのですが
84X-R1(電圧継電器)が
阻害しているような気がしたので
補助リレー外して
接点短絡措置して入操作をおこなったら
真空遮断器投入できたので
しゃ断器連動にて過電流継電器試験ができました。
その後現地を漁ったところ、
シーケンス図面が出てきたので読み解いたところ
84Tのタイマーリレー2minが
入っていることがわかりました。
ですので、
VTT上部(VT2次計器側)P1-P2(不足電圧検出)とP2-P3(操作電源)を生かし
(P1とP3短絡、P1-P2へ補助電源AC100V印加)にて
84Tタイマーの時間を絞って
手動で遮断器”入”にできました。
先にわかれば余計な短絡処置は
必要なかったということです。
試験はとりあえずこなせましたが
目下の悩みは
知識不足と経験不足により
シーケンス図を読み取り理解するまでに
時間が掛かってしまうところです。
created by Rinker
¥2,750
(2024/09/07 11:53:35時点 Amazon調べ-詳細)
コメント