発電開始してから9年経つ
太陽光発電所にて
年次点検を実施しました。

前の週に点検予定でしたが
台風がちょうど当たってしまったので、
設置者に延期を伝え
作業者の再手配をおこない
延期しての実施となりました。
いつ停電させてもいい現場は気楽です。

手始めにPASから試験。
引込から下流に向かって試験を
こなしていくパターンが多いです。

1号柱、キュービクルの接地抵抗測定。
測定中、点検清掃は同時進行してもらっています。

低圧絶縁抵抗測定。
こちらは以前から
接続箱毎に直流回路も測っています。
接続箱内にバリスタがあるので
測定値に影響はありますが、
規定値以上出てるので無視しています。
ここは大型パワコン→集電箱→接続箱という
作りですが
最近のものは大抵
パネル回路がMC4コネクタで
分散型パワコンに直接刺さっている場合が
ほとんどなので、そんな作りの現場は年次点検では測りません。
異常があった場合だけで十分だと思っています。

リレー試験は、OCR、OVGR、漏電リレーの3種類実施。
もったいぶらずRX47022を普段使い、
なんていいながら砂利に直置きが
なんとなく嫌なので
ポータブル電源の上に置いて試験しました。


点検清掃も終わり
高圧絶縁抵抗測定。
まだまだ最低あと11年、
何も事件が起きないことを祈ります。
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