必要ないとは思うのですけど、
業務によっては
計器でない機材も校正(検査)した書類を
提出をしなければならない場合があり、
耐圧用リアクトルの校正依頼を
受けることがあります。
これまでは
LCRメータでインダクタンスを測定して
数値を記録していたのですが、
毎回、
銘板表記のインダクタンスまたは
充電電流から換算したインダクタンスと
実測値が20~30%くらいズレてしまい微妙でした。
きっと原因は、測定方法として
10350Vを印加して測定していないためだと判断し、
検査仕様を変更することにしました。
リアクトル校正用にコンデンサを購入


リアクトルに10350V印可したときの
充電電流を相殺するために、
サージ吸収用コンデンサを購入しました。
こちらを選択した理由は、
1相0.1μFで
そこそこ試験に都合がいい数値だったからです。


充電電流の調整用に
充電電流別接続説明書を準備しました。
(各相に抵抗が入っていますが、
たまたま入手したものが抵抗入りだっただけで
必要があって選んだわけではないです)
実測(10,350V印可時の定格充電電流に対して)
202mAリアクトル


202mAのリアクトルに10350V印可したところ、
208mAでした。(コンデンサ50nF(163mA)使用)
303mAリアクトル


303mAのリアクトルに10350V印可したところ、
310mAでした。(コンデンサ100nF(325mA)使用)
505mAリアクトル


505mAのリアクトルに10350V印可したところ、
528mAでした。(コンデンサ200nF(650mA)使用)
すべて10%以内を確認できたので
今後はこちらの方法で検査を行っていきます。
ちなみに、
狭い部屋内でこの作業を行うと
すごく嫌なうなり音が響くので、
ビビりながら試験しています。
仕様変更に伴う価格改定
なお、機材追加と手間の分コスト増ということで
価格を改訂いたします。
いつもご依頼いただいている皆様には
本当に申し訳ないのですが、
どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。



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