夜な夜な都内某所にて
点検作業員としてのバイト中、
〇電社長PVメガのPVレンジの校正って
どうやってやってる?



ほかのレンジと同じく
標準抵抗測ってますけど?



あれって、
太陽光ストリングが
充電中に測る機能だから、
校正も同じような条件で
やるべきと思うんだけど
どうだろう?
なんて会話になり
たしかにその通りだと思いました。
私が
を購入したとき
メーカー校正証明書付きで買っていないため
メーカーのやり方が確認できません。
ですので自分なりに考えてみました。
PVメガ校正回路と電圧


こんな感じで繋ごうと思いますが
DC電圧源の電圧はどのくらいにするべきか
ふと点検先のパワコンに
表示されているストリングの電圧を思い出し


PCやCN(たぶん各DC端子-対地間?)は
PNの約半分くらいになっているようなので
測定レンジの1/2程度の電圧にしてみます。
検証① DC電圧源にメガを使用
まずは
万が一トラブルがあっても痛手でない
ちょっと年季の入ったメガを
DC電圧源にしてみました。




うまく行きませんでした。
別の日の夜な夜なバイトのときに



メガは抵抗が入っているからダメなのかと。
NFでDC入れてみたら?
とアドバイスを頂き
再度検証してみました。
検証② DC電圧源にNF RX4718を使用
電圧三相保護リレー試験器 RX4718 – 電力用試験器 – 保護リレー試験器 – エヌエフ回路設計ブロック


今時点では
上手くいきませんでした。
検証③ ダイオードを入れてみる
回路が悪いのかなと考え


実際の太陽光パネルと同じように
ダイオードを入れてやってみましたが、


3MΩくらい高く出ました。
この原因は


ダイオード自体が3MΩ程度あるからでした。
原因判明
もうよくわからなくなったので、
あちこち接続を
抜いたり挿したりしていたら
正常な数値が出るようになりました。
犯人は


アース落としておいた方が安全かな、
なんて気持ちで
標準抵抗器の
E-0端子に余計なアース線を
繋いでいたことでした。




ほかのレンジおよび抵抗値も
電圧計モードで
DC電圧が掛かっている事を
確認してから
P,Nそれぞれ測定してみましたが
すべて良好な数値が出ました。
結論
最初に書いた回路図で
DC電圧源にNFを使う事で
電圧のある回路でのPVメガ校正を
おこなえるようになりました。
- DC電圧源と標準抵抗を直列にて測定。
- DC電圧源の電圧はストリングの中間での地絡と仮定しメガ定格の半分とした。
- DC電圧源と標準抵抗にアース等余計なものは繋がない。
- 標準抵抗値を差し替える時、都度DC電源を切り感電に注意する。
今後の校正受託に関して
これまで絶縁抵抗計は
(単レンジ)と(多レンジ)
2種類の校正受注金額設定でしたが、
若干手間が増えたので
新たに(PV測定機能付き多レンジ)の
料金を新設させていただきます。
参考資料
太陽光発電システムの安全性を確保するための絶縁抵抗測定 | HIOKI




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