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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

進相コンデンサ絶縁油PCB分析のための採油作業(ニチコン91年製)

これまでのコンデンサ採油実績


契約外需要家様の

微量PCB含有対策で

コンデンサ交換工事があり、

停復電操作、耐圧試験、PCB分析をうけおい

作業してきました。

取り外したコンデンサは

ニチコン SH 30kvar 1991年

当日行くまで

形状が分からなかったので

予想されるすべてを想定した採油準備で

挑みました。

ブッシング付近には

製造時の油封入口が見当たらないので

たぶん碍子上の電線接続端子下に

油封入口があるだろうと

円盤を外したら

ネジが出てきました。

過去に得た資料から

このタイプは

碍子トップ封印栓方式と言うそうです。

ネジの形状は

マイナスだけど

真ん中が凸っています。

万が一の油吹き出し対策養生

プラ箱

厚手ビニール袋の中に油吸着マット

コンデンサを置く

油吸着マットと養生テープでボディーを囲む

ブッシング周りを紙ウエスとテープで囲む

油注入口は

ブッシング3相中2か所にありました。

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↑このような先のくぼんだ

なめたマイナスネジを回すためのドライバーを

持っていたので使ってみましたが、

溝に合わず力が入らないし、

そもそもとても固く閉まっていて

緩みませんでした。

そこで

普通のマイナスドライバーが

少しでも引っかかるように

タガネとハンマーでマイナス溝を深くしてから

叩くインパクトドライバー

(ショックドライバー)を使用して

緩めました。

1か所より2か所同時に開けたほうが

圧力分散されて油の吹き出し防止になるかなと

両方緩めた後に

2人で2か所同時に

ネジを抜きました。

油は丸部分に広がる程度出てきましたが

噴き出すほどではなかったです。

かならず噴出さないとは言えませんが、

下手にボディーに穴を開けるより

噴き出す可能性は

低いのではと思います。

PCB分析会社から支給された

スポイトと採油ビンで油を採取しました。

採油後ネジは締めましたが

万が一の漏油防止のため

パーツクリーナーで油分を洗ってから

2液性の速乾接着剤を塗りたくってから

丸い蓋を閉めました。

ニチコンと指月は

メーカーウェブサイトに

採油方法を掲載されているので

参考にすれば間違いないです。

コンデンサメーカー”ニチコン”採油方法資料はこちら

PCB関連でよくあるご質問と回答 | PCB関連 | 電力機器用コンデンサ | 法人のお客様 | ニチコン株式会社

上記リンク内の

Q.絶縁油の採油方法を教えてください。

A.下記ファイルをダウンロードしてご確認ください。

コンデンサ油サンプリングマニュアル

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ショックドライバーに↓組み合わせも有効そうな気がします。

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