私が契約している需要家様が新規物件を建設したので
同じ地区の技術者に紹介し、
その物件の竣工検査お手伝いを実施しました。
変圧器内部確認




この変圧器は
油温計兼油面計が外部にあるので
開けなくても油が入っているかどうかは確認できますが、
- 油量
- タップ値と内部確認
- 塗料で固められたナットを動かしておく
上記を確認するため開けるようにしています。


先に述べたように、
最初に開けるときは塗料でナットが固まっていることが多いので、
パワーが足らない電動インパクトだと回らないことがあります。
このときは、屋上のキュービクルに
インパクトを持って上がるのを忘れたので
ひたすらラチェットで4台の変圧器を開けました。
KIPの皮むき
引込ケーブルとキュービクルに
一括して耐圧試験を行うため、
私はよく、
電力会社VCTが入るスペースで
引込CVTと母線KIPをクリップ付き電線で
1次2次及び3相接続短絡させます。
(電力会社VCTがキュービクル内に設置されるのは東京電力管内だけなんでしたっけ?)


KIPの被覆を
ケーブルストリッパーをぐるっと回して引っ張ってから
ペンチでむしり取りました。
ケーブルストリッパーを使い始めてまだ間もないですが、
KIPくらいなら電工ナイフでやっても
大差はないなと感じました。
CVTはすでに剥いてあったので試していませんが、
架橋ポリエチレンに
ケーブルストリッパーが有効かどうかも
試しておきたかったです。
耐圧試験の印加線養生




現場担当者は
試験電圧印加用のシールド線養生に
マグネット、塩ビ管、樹脂クリップを組み合わせたものを
支持材として使用していました。
人それぞれのアイディアを見るのも
ためになります。
高電圧印加中のシャーシャー音



電圧印加中の音が大きい気がするんですが、いいんでしょうか?
なんて聞かれました。
たしかに10,350V印可中に
シャーシャーという音がしていました。



多分、乾式リアクトルからの音かと思いますが、念のため所内全体の目視と音の確認しておきます。
一通り見回ってみましたが、
異常はありませんでした。


試験後、試しに
コンデンサとリアクトルのLBSを開放して
再度所内に電圧印加してみたところ、
予想通り音が消えました。
モールド系は
充電部むき出しみたいなものだから
仕方ないのかなと思います。
充電表示器を使って
自分たちや周りへ試験中であることをアピールするのが
私の中では当たり前になっています。





コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
いつも拝見させていただいています。
九州電力管内はVCTが1号柱にあることが多い(ごく稀にPASの一次側にVCTがついている現場もある)ですが、キュービクル内部に設置されている現場もありますが、電気工事会社的には1号柱の方が楽みたいなので、どう使い分けているのかは謎です。
(1号柱だとVCTを高所作業車で吊り上げできますが、キュービクル内だと人力なので…)
雪や塩害の影響があるところは1号柱ではなく、キュービクル内の方が環境的には良さそうではありますが…。といっても、15年~20年に1回だけなので、そこまで気にしなくていいかもですが…。
九州の電気屋さん>
コメントありがとうございます。
東京電力管内は、
全国展開のコンビニや
西日本系の太陽光発電施工会社の設計で
VCTが1号柱になる場合があるだけで、
ほぼVCTはキュービクル内です。
東北や北海度は不明です。