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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

絶縁抵抗値の変動原因

1988年製の
キュービクルが使われている現場での年次点検。
(部分的に改修されています)

低圧絶縁抵抗測定をおこなったのですが、
最初の1回路目、
ブレーカーの2次側を測定したところ、
2MΩから3MΩの間で
不安定な振れ方をしていました。

「なぜだろう?」と思い
測定プローブの当てる角度を変えてみたところ、
ブレーカーの穴枠に触れながら端子に当てると2MΩになり、
触れないよう端子だけに当たるようにすると3MΩになることがわかりました。

250Vレンジで
ブレーカーのボディー(筐体)を測定したところ
20MΩと出たので、
ブレーカー本体の低下した絶縁抵抗による
合成抵抗値の変動でした。

88年製ブレーカーで、
見た目からして樹脂が劣化しています。

今後、絶縁がさらに低下したり
入切の動き自体が怪しくなったりしたら、
不良指摘(交換提案)にしようと思います。

水拭きで拭き上げてから測定すれば
変わったかもしれません。

~追記~

ブレーカーピンの劣化で
被覆が抜けててピンむき出しで、
測定対象とブレーカ両方に触れていたことも
原因の一つでした。

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